突然ですが!
蕎麦を食べるとき、
つい「ズズッ」と音を立ててしまう。
そんな経験、ありませんか?
海外の方からすると、
麺をすする音はちょっとびっくりされることもあるそうです。
でも日本では、
蕎麦は「すすって」食べるのが当たり前ですよね~。
実はこれ、
行儀が悪いどころか、
れっきとした「食べ方の作法」なんです。
暦の上では、9月7日から「白露(はくろ)」という時期に入りました。
朝晩はひんやりして、草花に露が結ぶ頃。
けれど日中はまだ蒸し暑い日も多く、
体調を崩しやすいタイミングでもあります。
そんな寒暖差の季節こそ、
つるっとした喉ごしのそばが、
すっと体に入ってくれる気がしませんか。
■ なぜ「すする」と美味しいのか
そばをすすって食べる文化は、
江戸時代の「江戸っ子」の食べ方が原点と言われています。
当時のそばは、今よりも汁を控えめにつけて、
一気にすすり込むのが「粋」とされていたのだとか。
実はこの「すする」という動作、
理にかなっているという説があります。
麺と一緒に空気を勢いよく吸い込むことで、
そばの香りが鼻の奥(鼻腔)へ一気に抜けていくのだそうです。
これは専門的には「レトロネーザル」と呼ばれる仕組みで、
ワインの利き酒や、コーヒーのテイスティングにも通じる香りの感じ方なのだとか。
ロマンがありますよね~。
ゆっくり噛んで味わうより、
すすった瞬間のほうが香りをダイレクトに感じられる。
だから蕎麦通ほど、
音を立てて食べることにこだわるのだそうです。
ちなみに、パスタは音を立てないのがマナーとされていますが、
これは麺料理ごとの文化的な背景の違いによるものと言われています。
国や料理によって「正解」が違うのも、面白いですよね。
■ すすりやすいそばには、実は理由がある
とはいえ、
すすりにくいそばだと、
なかなか勢いよく吸い込めません。
そば半では、
焼津の海洋深層水からつくる脱塩水「駿河純水」を使ってそばを打っています。
この水でそばを打つと、
麺が驚くほどしなやかになり、
のど越しがぐっと良くなるんです。
すすったときに、
つるん、するんと喉を通っていく感覚。
これは実際に食べていただくと、
「あ、違う」と感じていただけると思います。
もちろん、そば粉と水だけで打つ十割そばですから、
小麦は一切使っていません。
北海道の契約農家様が育てた、無農薬有機質栽培のそばの実を、
毎日店内で自家製粉しています。
自家製粉しているのは、鬼皮をむいた「むき実」の部分。
甘皮まで一緒に挽き込むので、
そば本来の香りがふわっと立つんです。
すすった瞬間に鼻へ抜けていくその香りこそ、
十割そばならではの醍醐味だと思っています。
■ 涼しくなるこれからの季節に
白露を過ぎると、
だんだん過ごしやすい日も増えてきます。
だからといって油断は禁物。
朝晩と日中の気温差で、
体調を崩しやすいのもこの時期です。
そんなときこそ、
のど越しの良い十割そばで、
するっと召し上がっていただけたらうれしいです。
今日もそば半のブログをお読みいただき、
ありがとうございます。
次回いらしたときは、
ぜひ「ズズッ」と、遠慮なくすすってみてくださいね。
さあ!お待ちかなの新そばがもうすぐ始まりますよー
お楽しみに^_^
そば半 登呂本店
静岡県静岡市駿河区登呂6-2-1
TEL:054-286-6333
営業時間:月曜 10:00〜14:30 / 水〜日曜 10:00〜20:00(通し営業)
定休日:火曜日
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